「君の名は」のタイアップ・キャンペーン

「君の名は」の映画を観損ねていたので、DVDを借りてみました。最近のアニメは映像がきれいなのね。あと音楽がよかったです。エンドロールにJR東日本企画というJR東日本の子会社の広告会社が入っていたのが気になりました。映画の中でも電車のシーンが多用されていて、この映画に鉄道会社がタイアップする意味を考えてみました。映画公開開始と合わせて2016年8月26日~9月30日まで、JR東日本のFUN! TOKYOキャンペーン(検索より探索。ネットではなく、実際に東京の街を歩いてみようといった内容)の一環で、映画タイアップ・キャンペーンを行っていたようです。新宿、代々木、千駄ヶ谷、四谷など映画の舞台にもなった場所6ヶ所の駅の改札外にあるポスターのQRコードを読み取り、全部集めるとプレゼントをくれるモバイルスタンプラリーだったようです(わたしの通勤コースと重なっていますが、気がつかなかった)。すべての駅の改札を降りても、その運賃収入はJR東日本全体から見るとあまりに小さく、ずいぶん地道なキャンペーンだなと思います。しかし、例えばこの映画の東京の舞台のひとつとなった四谷の須賀神社に観客が行くきっかけになったならば(聖地巡礼?)、この映画自体がFUN! TOKYOキャンペーンの「実際に東京の街を歩いてみよう」の趣旨と合致したものとなります。このタイアップの目的を関係者がいれば聞いてみよう。

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