うまいPR 「雑誌「小悪魔ageha」、「はれのひ」被害者を無償で撮影会」

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お昼の土曜日、民放のニュースで「雑誌「小悪魔ageha」(刊行VENUS)が、突然営業を停止した振り袖販売・レンタル会社「はれのひ」被害者などを対象に、着付けや振り袖一式などを無償で提供した撮影会の様子」を放送していました。

 

テレビを見ながら、思わず「うまいなー」とつぶやきました。調べてみると「はれのひ」被害者が発生した今年の成人式(1/8)の事件直後の1月15日、25名の募集した告知を始めて、そして2月3日に撮影会が行われ、それがテレビのニュースとなっていました。これ以外にも多くのメディアで取り上げられているのであろう。

 

結果として、「はれのひ」被害者支援、「小悪魔ageha」のPR、特に読者層の20歳前後の女子の好感度アップ効果は計り知れない、みんなが幸せになる企画となりました。この成功したポイントはその撮影会までのスピードです。メディアの宿命として、スクープとして価値があるかどうかがニュースのネタとして大切ですが、事件の記憶が鮮明なうちに撮影会をやれたことです。これが1ヶ月先ならテレビが取り上げたかどうか疑問です。

いつこの企画のアイディアが出来たのかはわかりませんが、その撮影スタジオを押さえ、ヘアメイク、着付けスタッフ、カメラマンなどスタッフの手配をして、それを素早く告知する手際のよさに感心しました。

 

ちなみに「小悪魔ageha」をwikipediaで調べると、「ギャル系ファッション誌」、「キャバクラ嬢の教科書」とのこと。なかなかおじさんが手に取ることのない雑誌です(笑)。